育毛シャンプーの成分:チョウジエキス -禿き隊-
チョウジエキスとはチョウジ(フトモモ科)のつぼみから抽出されるエキスの事です。
漢方や料理の香料として使用される事もあります。肌を清潔にしておく効果もある事から、ニキビ対策などの化粧品にも使用されます。
チョウジエキスの効果
チョウジエキスを検索すると”育毛”が出てきたりします。チョウジエキスには”オイゲニルグルコシド”という成分が含まれており、この成分がAGAの原因でもある5αリダクターゼを抑制してくれるからです。
AGAの原因に働きかける効果を持つチョウジエキスですが、他にも頭皮の環境改善に効果を示します。
抗炎症効果
頭皮のかゆみやフケなどを抑える効果肌の炎症やニキビなども緩和する効果があります
殺菌作用
雑菌などの繁殖抑制効果強い抗菌効果により防腐の役目も果たします
血行促進効果
頭皮や髪の毛に栄養を届きやすくしてくれる血の巡りにより体温上昇効果も期待出来ます
たくさんの効果がありますがこれらの効果によって頭皮の環境を改善する事が出来ますし、頭皮が健やかな状態になれば髪の毛の状態改善にも繋がります。頭皮の環境を整えるために必要な要素がしっかりと効果として出てくれること、AGAの促進を遅らせる効果にもなることなどがチョウジエキス=育毛に効果があるという結果を生み出しています。
チョウジエキスの安全性
チョウジエキスは漢方薬としてや、料理の香料として使用される成分と同じです。人体に対して何か特別悪影響を及ぼす可能性はありません。
外用としても肌の不調を改善したりする効果もありますし、アレルギー体質や肌の弱い方にも大丈夫な成分になります。副作用も毒性も心配のない成分になるので、誰でも安心して使用できる成分になります。
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- ムラサキ根エキスとは小さい白い花をつける多年草で、ムラサキ科ムラサキ属に属す植物から抽出される成分の事です。 医薬部外品としては”シコンエキス”と表記される事があります。 他にもシコニン、ムラサキ根エキスやシコンエキスなどと呼ばれます。 シコニンはムラサキの根にある色素の事で貴重なものでしたが、現在では大量生産する事に成功したため入手も簡単になりました。 化粧品や漢方薬、染料などにも使用されます。
- グリセリン
- グリセリンは天然由来の油脂に多く含まれる吸湿性・保湿性の高い多価アルコールの一種です。 色やにおいのない粘性のある液体で、保湿剤や柔軟剤、変性剤、保護剤などとして活用されます。 ドラッグストアで手軽に購入する事が出来ます。
- ヤシ脂肪酸グリシンK
- ヤシ脂肪酸グリシンKはアミノ酸系界面活性剤で、アミノ酸のグリシンとヤシ油脂肪酸を元に生成されています。 呼び名や表記名は・ココイルグルタミン酸K ・N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウムなどがあります。
- ラウラミドDEA
- ラウラミドDEAは非イオン性のノニオン界面活性剤で、ヤシ油やパーム油などの天然由来のオイルから抽出したラウリン酸にジエタノールアミンを合成して生成されます。 医薬部外品としては”ラウリン酸ジエタノールアミド”と表記される事もあります。 類似品としてはコカミドDEAなどがあります。 コカミドDEAに比べると少しコストがかかりますが、安全性も少し高くなります。
- イソペンチルジオール
- イソペンチルジオールは多価アルコールに分類され、保湿性や抗菌性に優れた成分です。 3-メチル-1,3-ブタンジオールと表記されることもあります。 色はなく透明で無臭なので、組み合わせて使うのにはとても都合の良い成分です。 溶剤として使用されることも多く、シャンプーや白髪染め、化粧品などにも配合されています。
- ラウリルグルコシド
- ヤシ油やラウリル酸、グルコースなどを元に生成される、天然由来の界面活性剤です。 ラウリルという名称からラウリル硫酸Naを連想してしまいますが、別物で刺激の弱い成分になります。 ラウリル硫酸Naは避けた方が良いと言われる刺激の強い、洗浄力のとても高い成分になります。 名前が近い事から敬遠されてしまう事もありますが、ラウリルグルコシドは頭皮や髪の毛に負担をかけるような成分ではありません。
- ラウロイルアラニンNa
- ラウロイルアラニンNaはアミノ酸系の弱酸性、陰イオン系界面活性剤です。 アミノ酸系の洗浄成分では少しコストのかかる成分ではあるものの、さっぱりとした洗い上がりに定評のある成分です。 天然由来の成分を主体として生成される成分で、ヤシ油脂肪酸であるアラニンなどを原料にしています。 ラウロイルアラニンNaはココイルアラニンNaと表記される事もあります。 類似成分としてはラウロイルメチルアラニンNaやココイルメチルアラニンNaなどがあります。
- 馬油
- 馬油とは食用馬からとれる動物性油脂で、主にたてがみや腹部の皮下脂肪を元に生成されています。 中国で使用していたものが日本に伝わり使用されるようになったと言われています。 馬油は人体の皮脂脂肪酸によく似ているため、肌への吸収・浸透率もよく馴染みやすくべたつかないのが特徴です。
- ラウロイルメチルアラニンNa
- ラウロイルメチルアラニンNaとはヤシ油などの植物由来のものから生成されたラウリン酸に、アミノ酸のアラニンを合成させた界面活性剤です。 弱酸性で陰イオン系界面活性剤に分類されます。 医薬部外品としては”ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液”や”ヤシ油脂肪酸メチルアラニンNa液”と表記されることがあります。
- ココイルグルタミン酸
- ココイルグルタミン酸とはアミノ酸系シャンプーに含まれる、陰イオン系界面活性剤です。 植物由来の脂肪酸とグルタミンから生成される成分になります。 アミノ酸系ですが洗浄力の高い成分で、シャンプーの洗浄成分として配合されています。
- アラントイン
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- ココイルメチルアラニンNa
- ヤシ油由来の脂肪酸とβアラニンから生成される、アミノ酸系界面活性剤です。 しっとりとした洗い上がりと刺激の少ないのが特徴の洗浄成分になります。 医薬部外品としては”ラウロイルメチルβ-アラニンナトリウム”と評kされることがあります。 シャンプーの他にも洗顔フォームやボディソープにも使用されています。
- ココイル加水分解コラーゲンK
- ココイル加水分解コラーゲンKとは加水分解コラーゲンのコラーゲンPPTとヤシ油脂肪酸を合成しカリウム塩とした界面活性剤です。 陰イオン界面活性剤として分類される成分ですが、起泡剤としても使用されます。 加水分解コラーゲンというのはコラーゲンがそのままでは肌などへの吸収性が良くない事から、分子量を調整し浸透率を上げるために改良されたものです。
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- エタノールはアルコールに分類される成分で、殺菌作用があるため消毒としてよく利用されます。 別名としては酒精というものがあり、お酒のアルコールと同じです。 ドラッグストアなどでも手軽に入手する事が出来ますし、色々と使い勝手がよい成分です。 手作りの化粧品や掃除など色々な場所で活躍しています。
- ポリクオタニウム-10
- ポリクオタニウム-10は天然由来の成分から生成される成分で、皮膜形成剤などとして使用されます。 名称としては他に”カチオン化セルロース”や”塩化O-[2-ヒドロキシ-3-プロピル]ヒドロキシエチルセルロース”と表記されることもあります。
- フェノキシエラノール
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- マコンブエキスとはその名の通り褐藻類の一種マコンブから抽出したエキスの事です。 アルギン酸や多糖類を豊富に含むマコンブエキスは保湿・保水効果が抜群です。 その他にもヨウ素や鉄分もしっかり含まれているため、代謝促進効果や増血作用などの効果も認められる成分です。